7月21日の【がっちりマンデー】放送のテーマが「黄綬褒章」ということで
黄綬褒章を受賞された方が紹介されます。
黄綬褒章とは、様々分野で業績を残した方に毎年、春と秋に天皇陛下から
贈られる最高の栄誉なのです。
そこで紹介されていた82歳の可愛らしいおばあちゃんの作る山中和紙が全国から注文が殺到しているようで、どんな和紙のなのか?購入できるのか?
気になり調査してみました!
82歳の和紙を作るおばあちゃんとは?
名前 柏木一枝さん 82歳
岐阜県飛騨市で800年の歴史を誇る山中和紙を守り続けている現役の職人さんです。
柏木さんの作る和紙は写真にもできるほどの美しさで2018年秋に黄綬褒章が
贈られました。
柏木さんの作る山中和紙とは?
山中和紙とは河合町で鎌倉時代から800年続く伝統の手すき和紙で元々は
農家の冬仕事で以前は90件ほどいた生産者が今となっては2軒だけになって
しまったようです。
山中和紙を作るのには、ほとんど手作業で1年かけて作られるそうで、
原料となるコゾウを春から栽培し、10月の終わり頃収穫。
収穫したコゾウを釜で蒸し皮を剥ぐ。
そして雪が積もると重要な作業に入り、小川でコゾウにある汚れを落とし
コゾウを天日干しすると和紙の原料となるそうです。
柏木さんの和紙は写真に出来る程の質でもあり、障子に貼っても何十年ももつと
言われ、合掌造りで知られる世界遺産の白川郷の村にある旧遠山家民族間の障子に
も柏木さんの和紙が使われているそうです。
すべて手作業で行われていて、たくさんの工程を丁寧に心を込めて素晴らしい和紙が作られていることに感動しますね。
山中和紙は購入出来る?
色々調べてみましたが、直接購入できるというサイトはみつかりませんでしたが
飛騨市にある「山中工房」では購入できるようです。
山中工房
飛騨市公式観光サイトより引用
ナチュラルな風合いの素朴で優しい感触が人気の「山中和紙」
便箋や封筒だけでなくインテリアや雑貨にも使われているそうです。
色合いも優しく、とても素敵ですね。
購入できる商品
・ハガキ(5枚入り) 400円
・色ハガキ(5枚入り)420円
・名刺(20枚より) 600円
・灯かり 8,000円より
・障子紙 3,000円
住所 〒509-4301
岐阜県飛騨市河合町角川875
電話番号 0577-65-2912
営業時間 8:00〜17:00
定休日 不定休
駐車場 15台
いなか工芸館
紙すき体験や草木染め体験ができます。
地元の保育園では自分の卒園証書を自分で漉いで作るそうです。
飛騨市公式観光サイトより引用
住所 岐阜県飛騨市河合町角川709
電話番号 0577-65-2912
入館料 無料
紙すき実習費 1人1回 500円(要予約)
営業時間 8:00〜17:00
定休日 不定休
住所 岐阜県飛騨市河合町角川709
電話番号 0577-65-2912
アクセス
・JR角川駅発市営バス二ツ屋口停留所から徒歩2分
・飛騨古川から車で約20分
駐車場
10台あり
800年の伝統の技を体験できるとても楽しそうですね♪
行かれる際は定休日の確認をしてくださいね!
まとめ
82歳の柏木一枝さんはほぼ1人で山中和紙を継承していて、その和紙は優しい風合いがありながら、水に濡れても破れない強度もあり人気がるようです。
和紙作りの工程もとても大変な作業をされながら仕上げているのをみると
感動しますね。
直接、山中工房に行かれて山中和紙を手にしてみてはいかがでしょうか。
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